Insektchen　蜻蛉

「Insekt」はドイツ語で虫。
小さいものを表す接尾辞-chenをつけて、“虫ちゃん“です。

スラっとした身体と透明な羽、大きな眼が美しい蜻蛉。
秋、群舞する様に爽快な気持ちになります。

実は、虫は苦手で触ることもできませんが、数学的なその造形には妙に惹かれ、実物を恐る恐る観察したり、図鑑や写真集をそっと開いて見たりしています。
ところで、一般的に昆虫を擬人化する場合、なぜか手足が4本になってしまうことが不思議でした。
ですので、ここではヒトの手足が6本ある違和感を敢えて表現しました。

黒い背景にセピア調の配色ですので、空間に落ち着きを与えます。
直径15cmと小型ですので、飾る場所を選びません。
虫眼鏡を覗き込むようにして、小さき世界をお楽しみください。
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アクリル絵の具、キャンバス
直径15cm
2024年
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※こちらの作品を掲載した2025年カレンダーもございます。
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